子供が小学生くらいになると、
『逆上がり』
の練習を始めます。
私の子供も例外ではなく、このブログを書いている今現在、逆上がり練習の真っ最中です。
しかし、
全くできません。
私なりに色々とアドバイスするのですが、なかなか上手くできません。
とうとう子供も逆上がりを諦め、鉄棒に近寄らなくなってしまいました。
これではいけない...
子供に成功体験を積ませたい...
そんな思いから
効果的な練習方法とコツをまとめてみました。
最初の構え
まず両手で鉄棒をにぎります(握り方は順手、逆手どちらでもOK)。
次に足を前後に開きますが、地面を踏み込む「蹴り足」は鉄棒の真下か少し前に着き、
勢いよく振り上げる「振り足」は後ろに引きます。
振り上げる
振り足を、頭上にあるボールを蹴るイメージで膝を伸ばして振り上げます。
分かりにくい場合は大人が子供の頭の高さに手を出して、その手を蹴るイメージで振り上げます。
蹴り足は軽いステップでジャンプする感じ。
出来るだけ真上にジャンプする事を意識します。
引きつける
足の振り上げと同時に肘を曲げて、鉄棒をおへそに引き寄せます。
ポイントは足の動きと腕の動きを合わせる事です。
顎を引いて体を丸め、鉄棒を見ながら体を巻き付けるように回転します。
引き付ける力が弱い場合は、大人が腰を持ち上げるサポートをして、
鉄棒に体を巻きつける感覚をつかむことが重要です。
失敗するパターン
よくある失敗パターンとしては
- 蹴り足が後ろ過ぎる
- 強く踏み込み過ぎている
- 前方に振り出しまたは蹴り出している
- 肘が伸びてしまい、おへそが鉄棒から離れている
- 顎が上がり、体が伸びている
などがあります。
筋力が必要
テクニックは重要ですが、逆上がりを成功させるためには、ある程度の筋力も必要です。
そこで簡単に筋力を見る方法を紹介します。
両手で鉄棒を持ち、両肘と両膝を曲げて顎(あご)を鉄棒につけます。
この状態を10秒間キープできれば必要な筋力はあると言えます。
できなければ10秒間キープできるようにトレーニングします。
このトレーニングにより肘の筋力だけでなく、鉄棒を握るための握力や、腕と体を繋ぐ肩周囲の筋力も強化できます。
タオルを使った練習法
筋力の不足を補うためのタオルを使った練習法を紹介します。
この練習法はできるだけおへその高さに近い鉄棒を利用します。
まずタオルを腰に回します。
タオルの両端を鉄棒にかけ、タオルの上から鉄棒をつかんで逆上がりをします。
鉄棒をおへそに引き寄せやすくなるため、体の使い方や回転の感覚が身に付きます。
まとめ
逆上がりに必要な事は
- 蹴り足と振り足の位置に気を付ける
- 真上に振り出し、蹴り足はジャンプするようなイメージ
- 同時に肘を曲げて鉄棒をおへそに引き付ける
以上のことを意識して練習すれば、成功にグッと近づけるはずです。
私も早速我が子と実践してみようと思います。
上手くいったら報告しますね。
では皆さんも、
子供に成功体験を積ませるために
頑張ってください!
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