お酒やめたくないので「節酒」!禁酒・断酒との違いや効果について

雑記

お酒は体に良くないし、お金や時間も無駄にしてしまう。

分かってはいるけれど、でもお酒をやめる自信は無いし、飲まない生活なんてさみしい!やめたくない!と思っていませんか?

私は思っています!

実はお酒をやめずに、そして今よりも上手にお酒を楽しむ、おすすめの方法があります。それが「節酒」です。

なぜなら「節酒」はお酒をやめずに、様々なメリットを得ることができるからです。

わたしは「節酒」を始めて大好きなお酒をやめることなく、それでも健康面や生活面において少しずつ改善することが出来ています。そして現在も大好きなお酒を楽しむことができています。

この記事では「節酒」の効果やメリット、方法などを紹介していきます。

この記事を読むとあなたの大好きなお酒をやめることなく、健康面や生活面を改善しながら「節酒」を続ける事ができます。

結論は普段のお酒の飲み方を「節酒」に切り替えるだけで、今のお酒に対する悩みを解決し、これからも楽しくお酒とお付き合いしていくことができます。

節酒について

お酒を飲む人にとってそれは楽しみであり、癒しであり、ストレス発散でもあります。また家族や友人とのコミュニケーションツールとして役立つこともあります。

実際、私も20~30代の頃にはお酒の力をいっぱい借り、恩恵も受けました。(少なからず失敗もありますが…)

これからの人生においても、家族や友人との楽しい時間にお酒を楽しみたい。そんな風に思っています。

しかし、お酒を飲むという行為が体に負担をかけているのは事実です。

でもお酒を我慢するという事は、非常にストレスを感じるものです。

体は壊したくない。お金や時間も無駄にしたくない。でもお酒をやめたくない。

こんなわがままな願いを叶えてくれるのが「節酒」です。

禁酒・断酒との違い

禁酒・断酒とは文字通りお酒を禁じる、お酒を断つということ。

これからの人生において「もうお酒を飲まない!」と決める事です。

これには相当強い意志が必要です。

禁酒・断酒が進むにつれ徐々に慣れてくるかもしれませんが、それまではかなりのストレスを感じるでしょう。

節酒はお酒を飲む日や量を自分で設定します。

禁酒・断酒と比べハードルが低くストレスも軽めといえます。

しかし節酒は自分で決めたルールを守るための、自制心が必要です。

決めた量以上に飲んでしまったり、休肝日にもかかわらず飲んでしまっては全く意味がありません。

自分がコントロールできない人には節酒ではなく、禁酒や断酒の方が良いかもしれませんね。

また重いアルコール依存症や、すでに体に異常をきたしていて医師から飲酒を禁止された場合にも、節酒ではなく禁酒・断酒が必要となります。

節酒のメリット

 ①体が楽になる

当然ですが、お酒を飲む量が減ることにより体にかかる負担が軽くなります。

例えば肝臓の働きとしてアルコールなどの有害物質を解毒する働きがありますが、この部分の負担を軽くすることができます。

私の場合、毎日お酒を飲んでいたころは十分睡眠をとっていても朝起きるとだるい、体が重いといったことがよくありました。

しかし節酒を始めてからは朝の不調が無くなり、目覚めが良くなりました。

また効果として意外に大きかったのが、「昨日のオレ、えらい!よく我慢した!」と自分で自分を褒めてあげられることでした。

ポジティブな気持ちになり、コミュニケーションも良好。朝からバリバリ働けるようになりました。

厚生労働省のデータによると、高血圧や脳出血のリスクは飲酒の量に比例するといわれていますが、虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病などにおいては、お酒を飲まない人よりも少量飲む人の方がむしろリスクが低く、さらに飲酒量が増えると飲まない人よりもリスクが高くなるといわれています。

「酒は百薬の長」とまでは言いませんが、適量をであれば体にとって悪いことばかりではないみたいですね。

 ②お金の節約になる

お酒代に関しては飲む量にもよると思いますが、1ヶ月にかかる出費が数分の一に抑えられたりします。

私の場合ほぼ毎晩、発泡酒を3本飲んでいました。

  発泡酒 150円 × 3本 = 450円

      450円 × 30日 = 13,500円

普通のビールと比べ少し安い発泡酒でも、毎日3本飲むとこの金額になります。

これにおつまみ代や、「もう少し飲みたいな」といった時に飲んでいた焼酎やウイスキーなどの金額を合わせると、毎月2~3万円はお酒関連の出費で消えていっていると思われます。

年間にすると30万前後!結構な金額ですね~。

 ③時間を無駄にしない

お酒を飲みながらの食事は楽しいですが、飲まない食事と比べて何倍も時間を費やしてしまいます。

「節酒」により時間が短縮でき、食後の時間も有意義に使うことができます。

また酔っていないので頭もスッキリしています。

何か新しいことを学んだり、少し頭を使う作業も行う事が出来ます。

私は節酒でできた時間を活用してこのブログを書くことにしています。

節酒の方法

ここからは私がこれまでに実践してきた節酒の方法を紹介します。

 ①宣言する

節酒を始める前にまず身近にいる人達に節酒する事を宣言します。

節酒は禁酒や断酒に比べハードルは低いですが、それでもある程度は自分をコントロールする必要があります。

誰にも言わずに始めると「今日はいいか」「もう少しだけ」と自分に対する甘えが出てきます。

また節酒していることを知らない周りの人たちからお酒を勧められてしまい、「断るのも悪いから…」とついつい飲んでしまう事も考えられます。

なので周りの人に一言、「私は節酒します。」「〇曜日以外はお酒を飲みません。」と宣言してください。

宣言することにより周りの人達もお酒を勧めないようにするなど、協力してくれるかもしれません。

 ②飲まない日(飲む日)を決める

1週間単位で飲む日、飲まない日を決めます。

身体の負担を減らすには最低でも週二日は休肝日を作る必要があるとも言われています。

「がんばって飲む日を減らすぞ~!」と意気込む人もいるかもしれませんが、極端な制限は人によっては強いストレスを受けます。

途中で挫折して元の生活に戻ってしまっては意味がありません。

これまでの飲酒の量や頻度には個人差があります。

個人的には達成可能な目標で良いと思います。

そして慣れてくれば徐々に飲まない日を増やしていけば良いのです。

自分で立てた目標を達成することで小さな成功体験を積み重ね、「自分にも出来る」と自信を持つことが、節酒を続けていくためには重要と考えます。

ちなみに私は休日、休前日を飲める日に設定しています。

それ以外にも誕生日などのお祝い事や、子供が学校のテストで良い点数を取ってきた時なども飲める日にしています。(結構ゆるいですね)

 ③お酒の代用品を用意する

・ノンアルコールビール

私のようなビール好きにはありがたいノンアルコールビール。

昔と比べ最近のノンアルコールビールは非常においしくなったと感じています。

中には健康に良いと謳っている特保のノンアルコールビールもありますよね。

しかしどうしても普通のビールと比べてしまい「本物のビールが飲みたい!」と私はなってしまいますので、あまりお世話になっていません。

・炭酸水

私が一番お勧めするのがコレです。

よく冷やした炭酸水をゴクゴク飲むと、それまであったビールを飲みたいという欲求が結構満たされます。

たくさん飲んでもアルコール0、カロリー0なので罪悪感もありません。

色んな料理にも合うし、ノンアルコールビールよりも比較的安価なのでおススメです。

・味噌汁などのスープ

私はこれまで、お酒を飲むときは基本的にスープ類を飲みませんでした。(お腹がタプタプするので)

そこで取り入れたのが、お酒を飲まない日にあえて食事にスープを加えるということです。

最初にスープを飲んでしまえば、飲酒願望が低下してその後もおいしくスープがいただけます。

 ④お酒を買わない、置いておかない

お酒を飲む日に、その日飲む量だけ購入するようにします。

以前は「安く買えるから」とケースで購入していました。

冷蔵庫にはビールが常に冷えていて、冷蔵庫を開けるたびに誘惑と戦わなければなりませんでした。

家にお酒がなければ、諦めるしかないですからね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

お酒は美味しいし、楽しいし、家族や仲間との幸せな時間をもたらしてくれます。

しかしお酒にはメリットと同時にデメリットもあります。

体に負担をかけて様々な病気を引き起こす原因になります。

お金や時間を浪費して、結果的に人生の満足度を下げる可能性があります。

今回ご紹介した「節酒」を実践して頂き、あなたの生活がより健康で豊かになれば幸いです。

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